tNo.357 小児・若年者の脳脊髄液減少症・健康教育フォーラムに参加
2013年8月 4日
8/2(金)、小児・若年者の脳脊髄液減少症について、中川紀充先生(日本脳神経外科学会専門医)の「健康教育フォーラム・研究会」に公明党大阪市会議員団の代表メンバーと大阪市教育委員会から多くの学校関係者が参加しました。
◆ 中川紀充(明舞中央病院・脳神経外科部長)の健康教育フォーラム
脳脊髄液減少症の特徴として・・・
発病日が明瞭な事が多い。
外傷を契機とする場合がある。
頭部CTやMRIの検査では、異常所見が表れにくい。
起立性調節障害や心因性に間違われやすく、自律神経症状にも似ている事から正しく脳脊髄液減少症と診断されにくい。
小児の脳脊髄液減少症は稀と思われがちである。
学校生活に支障を来している場合が多い。
病状は一日中(頭痛など)であり、午後の方が強い。
水分摂取が病状緩和に有効である。
*** 一言メモ ***
脳脊髄液減少症の治療が出来ない事で、学校生活に支障を来し不登校になってしまうケースがあること。やはり、早期治療が大切であり有効性が高いことを教えて頂きました。
頭痛をはじめとする種々の症状を緩和するために、初期段階では安静に寝かせて水分を取らせることが重要である。頭痛などが和らいで来るのであれば、2週間は継続してみることがポイント。1週間でやめてしまっては効果がない。
それでだめならブラッドパッチ治療を行うことになります。
学校現場での脳脊髄液減少症に対する理解と対応が重要です。
※ 6/24に脳脊髄液減少症・子ども支援チームが大阪市に要望を行い、「小児・若年者の脳脊髄液減少症について」(中川紀充先生)の健康教育フォーラムに 大阪市の職員が出席することになりました。
6/24の要望提出について説明します。
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◆ 脳脊髄液減少症・子ども支援チームが大阪市に要望
6/24(月)、脳脊髄液減少症・子ども支援チームが大阪市に要望書を提出しました。
平成22年12月に大阪市に要望活動を実施して以来の事となります。
大阪市健康局では、その時要望のあったホームページでの掲載、大阪府や関係団体とのリンクもなされています。
この度の要望は、大阪市でも脳脊髄液減少症について理解を深めるため、研修・セミナー等の実施を再度要望するとともに、8/2に開催される研修会(中川先生)に参加の要請。そして、教育員会のホームページにも脳脊髄液減少症について掲載と他の関係団体とのリンク等を要望されました。
◆ 永井教育長・上平健康局長に要望書を提出
脳脊髄液減少症・子ども支援チーム(万膳代表)から要望書を手渡し
◆ 脳脊髄液減少症についての要望並びに意見交換会
子ども支援チームの代表の皆さんと教育委員会・健康局の理事者と懇談。
公明党大阪市会議員団も参加し、大阪市として今後どのように取組んでいくのかを協議を行いました。
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