t九頭竜川ダム視察

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2013年 10月 9日

 

平成25年10月7日、茨木市安威川ダム対策特別委員会の視察で福井県の九頭竜ダムに行ってきました。
【ダムの概要】
九頭竜ダムは福井県の九頭竜川の最上流部に位置するダム。
集水面積184.5㎢。九頭竜川流域面積2934.0㎢。
形式土質しゃ水壁式ロックフィルダム
堤高128m
総貯水容量353,000,000㎥
有効貯水容量 223,000,000㎥
洪水調節容量 33,000,000㎥
昭和37年実施計画調査着手
昭和39年建設着手
昭和43年竣工

洪水調節 大雨のとき、ダムは水を一時的に貯めて徐々に流していきます。
洪水時はダムへの流入量を一時的に貯えます。この量を洪水調節容量といいます。そして、ダム下流の川が氾濫しないように、少しずつ水を流します。
九頭竜ダムの洪水調節計画では、流量1500㎥/秒のうち、1230㎥/秒をダム湖に貯め、他のダムと併せて、九頭竜川中流部において、基本高水流料8600㎥/秒に低減させる。

洪水調節の効果 平成14年7月の台風6号の時には、管理開始以来最大の流入量を記録し、もしダムがなかったら水位は約2.5m上昇していたと推定される。その結果、洪水は堤防を越え、国道158号線が水没していたと思われます。

貯水池周辺整備事業について
水源地域ビジョンを推進するため、地域住民、自治体、関係行政機関、ダム管理者で推進委員会を設置。協議を実施。
主な活動:カヌーツーリング。どんぐりなどの苗を育てる森林づくり。少年サッカー大会。新緑・紅葉祭り。自然環境教育。オートキャンプ場。

【所感】

周辺整備について

中部圏域からの来客が多く、関西からは近いようで来場者は少ない。

水辺空間の活用にも種々工夫もされておられるようで、夏休み期間のお盆休み

は賑わうという。事業は地元の運営に任せているという。

夕方、3人の一般観光客が来ていたが、ウイークディでもあるが、閑散としてい

る。ダムが完成した当初の賑わいも遠い過去なのか。ダムは水力発電としての

電力供給を黙々と行っているように感じた。

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