t総務文教委員会管外調査の報告について
2011/11/08
総務文教委員会管外調査の報告について
投稿が大変遅れ、申し訳ありません。
総務文教委員会で管外調査を10月17日及び18日の2日間、福岡県飯塚市及び八女市を訪問致しました。その内容を報告致します。
1日目 <福岡県飯塚市(いいづかし)>
新産業創出事業・企業立地促進補助金等について
飯塚市新産業創出事業「e-ZUKAトライバレー構想」についての視察をしてまいりました。
飯塚市は、市内に立地する理工系大学、研究機関、産業支援機関等、頭脳資源の集積など、地域ポテンシャルを最大限に活かし、地域経済の活性化と新産業の創出を目指している。
事業内容は、
(1)人材の育成と集積
(2)産学官連携の強化
(3)企業の成長段階に合わせたベンチャー等の支援体制の強化
(4)e-ZUKAビジネスモデル構築のための案件創出と企業誘致
であります。
立地的なハンディがあるなかでの取り組みであるので、企業立地が進んでいない状況でしたが、産学官の連携の基盤が整っている事とお聞きもしましたので、今後の展開に期待したいと思います。
高石市に於いても、企業誘致のための企業団地の創出などの取り組みを行うべきと感じました。
税収を確保していくためにも、新産業創出などの取り組みは重要で、支援できるようにして頂きたいと思います。今後とも考えて参ります。
2日目 <福岡県八女市(やめし)>
小中一貫教育事業について
八女市・上陽北汭学園(じょうようほくぜいがくえん)を視察致しました。
八女市が小中一貫教育を推進するねらいは、
小中学校で培った財産を共有しながら、小中の接続をスムーズに行い、9年間の一貫した教科指導や生徒指導の推進によって、教育効果の向上を図ることで、
(1)「礼節・ことば科」の創設による、わが国の伝統文化の体得
(2)小学校高学年での「一部教科担当制」による学力の向上と教師指導力の向上
(3)小中の校務分掌、諸行事等の一体化
もうひとつは、小中一貫教育への保護者・地域住民の関心と支援を深めることでは、
(1)教育活動への地域人材の活用<剣道、茶道>
、(2)PTA組織の一本化
などのねらいがあるとの説明で、中でも「礼節・ことば科」の教科書は、教職員の手作りで大変な苦労があった事などをお聞きしました。
小中の一体的な教育環境の整備を行い、共通の教育課程を設けている事など、学ぶべきものが多くありました。高石市に於いても、より良い教育環境を構築すべきと思いました。今後も努力して参ります。
今後も、行政視察を通して、他市の状況を視察研究し、市政発展に努めて参ります。
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