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t 豊中市の「密集市街地の防災対策」事業の視察

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2014年 1月 29日



 豊中市の「密集市街地の防災対策」事業の視察



大阪府本部の政策委員会のひとつである「まちづくり委員会」で、豊中市の「密集市街地の防災対策」を視察してきました。

豊中市では阪神淡路大震災の教訓から地震による家屋倒壊よりも住宅密集地の延焼がより被災を大きくしたという状況から、市内の密集地として知られている庄内・豊南両地区に対する取り組み状況と視察を行いました。密集市街地の対策のひとつは災害車両等が出入り困難な狭隘な道路を拡張するために、拡幅した分を市が買い取る制度で、2つめは古い木造住宅の建て替えや移転の際、木造家屋を除去する費用を市が一部負担する制度です。こえは平成24年から3年間の事業として目標160件に対して現在まで110件がこの制度を利用して除去されたとのことです。

下の写真は広域避難場所になっている災害対策用の公園を視察した時のものです(この公園自体、もともとは住宅密集地だったようです)。まず驚かされたのは、マンホールトイレ用の下水蓋が22個も設置されていたことです。災害時は(写真の向こう側に見える)防災備蓄倉庫に常備されている便座と囲いのテントを設置することで手軽に用意できます。また写真の建屋はカーテンをせっちできるようになっていて、臨時の避難場所として機能するほか、窯などで炊き出しが手軽にできるようになっています。この場所は伊丹空港へ着陸する飛行機が真上を飛んでおりました。

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