t港区「築港・天保山地区」を会派視察
2014年 5月 22日
あいにくの雨の降る悪天候の中、5月12日(月)港区の「築港・天保山地区」にある港湾局の関連施設について、当会派建設港湾委員の土岐議員(鶴見区選出)、前田議員(西成区選出)及び金沢議員(大正区選出)とで、会派視察を実施いたしました。
これまで、会派として、特に地元選出の私の方からも、建設港湾委員、決算特別委員など議会活動の中で、ご当地の集客施設の活性化や活用方法、域内回遊性の向上などに取り組んできましたが、そうした状況について、主要施設の現況等について主管する港湾局等から説明を聴取しました。
まず、昨年8月に公募により、12月2日に事業予定者が決定した、築港南地区にある「もと赤レンガ倉庫」と「親水堤防」を視察させて頂きました。
歴史の情緒を大人が楽しめるレジャー地区の拠点としての施設づくりと、クラッシクカーを常設展示し、ロマンあふれる大人の休息場所を創出するとのコンセプトのもと、レストラン、カフェの併設により、家族連れやカップル等が長時間楽しめる空間が提供されるとのことでしたが、今は、古びた倉庫跡として、歴史を感じさせる残置物とともに、哀愁漂う雰囲気ではありましたが、近く改修工事が進めば、前述のような、歴史情緒ある「もと赤レンガ倉庫地区」がさらに築港地区の集客施設の一角を占める、素晴らしい施設へと再生されることと思います。
次に、「中央突堤2号上屋」を視察させて頂きました。
平成24年3月に供用を停止するまで、昭和44年6月から外貿雑貨埠頭として利用に供されていましたが、「大阪都市魅力創造戦略」での活用方針に沿った施設の利活用のため、マーケットサウンディングが実施されました。
マーケットサウンディングに参加した3者からは、建物についてはそのまま活用するか解体撤去し、新たな施設を建設するとの意見があったとのこでしたが、私が2年前に市長から引き出した答弁通り、戦略に沿った開発が期待されます。
最後に、「天保山客船ターミナル」を視察させて頂きました。
16万トン、3600人級客船のインp-ティングや8万トン2000人級客船の乗り換えを想定し、入出国ブース34、荷物置き場1680個、多目的ホール、税関検疫ブース(6カウンター)、船会社カウンター(15カウンター)を備えた、客船ターミナルの増改築案が持ち上がっておりますが、兼ねてから私が訴えておりますように、大阪の西の玄関口に相応しい規模と何よりも、外国客船も含めたリピート率の向上を図るための施設にしなけらばならないと考えております。
そのためには、入出国手続きのスピードアップや周辺地域や敷地利用も含めたデザインビルドも必要であると思います。
この6月にも、本ターミナルの事業提案について民間募集をするということで、いよいよ増築・改修も含めたターミナル整備事業が動き出します。
いずれにしましても、「築港・天保山地区」は、「大阪都市魅力創造戦略」にも指定されている、大阪市にとってもあ大変重要な地域であり、これからも当地区発展のために力を尽くして参りたいと思っています。
雨の中、視察に際し種々ご尽力頂きました港湾局関係者の皆様に御礼申し上げます。
5月22日
西 のりひと
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