2014.06.22

成長戦略を実現に移すため、「好循環実現国会」と銘打たれた第186通常国会が22日閉幕しました。今国会の政府提出法案は81本中79本が成立し、そのうち成長戦略関連法案は30本に及び、成立率は97％で9割を超えるのは7年ぶりです。
私が所管する厚生労働省提出法案は11本中9本が成立し、成立率は82％ですが、衆院厚労委員会の審議時間は予算委員会の倍の140時間を超えています。主な成果としては、消費税率引き上げに備えた5.5兆円規模の緊急経済対策を盛り込んだ13年度補正予算や社会保障と税の一体改革に基づく、基礎年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げるための恒久財源が確保された14年度予算が速やかに成立。
また、高齢者が住み慣れた地域で医療、介護、生活支援サービスなど一体的に受けられる「地域包括ケアシステム」構築の「医療、介護総合法」はじめ、難病対策を大幅に拡充する「難病関連2法」や、子育て企業の応援、ひとり親支援など「改正次世代育成3法」、「改正ﾊﾟｰﾄﾀｲﾑ労働法」など、重要法案が目白押しの国会でしたが、無事成立しほっとしています。
国会が終わっても、引き続き身を引き締め公務に政務に取り組んでまいります。
6月22日