t豊中市の平和政策について
2015年 1月 15日
豊中市の平和政策への取り組みについて
1問目)
豊中市は非核平和宣言都市であり、教育文化都市です。今年も、8月の平和月間を中心に、非核平和の取り組みを強化しました。
さて、西村真琴さんと魯迅との交流は、豊中市日中友好協会の活動で、さらに知られるところとなりました。また、東北大震災の折、当市の高校生が現地でボランティア活動を行い、今夏に当市に所属する合唱団と石巻の合唱団が交流する復興ひまわり合唱祭を開催するなど、平和活動に市民の活躍が目立ちます。もちろんその他にも、豊中市は平和のために働く多くの人材を輩出しています。これらの豊中市の特徴は、平和のために働く人が育つまちとして土壌ができているという証左となるのではないでしょうか?そこで、「平和のために働くピースワーカーが育つまちとよなか」を打ち出せば、市民の非核平和意識の高揚を図ることができるのではないでしょうか?お考えをお聞かせください。
答弁)
本市は昭和58年に非核平和都市を宣言し、平和月間事業などを中心に、日本非核宣言自治体協議会や平和首長会議等とも連携しながら、非核平和意識の高揚を図るための教育・啓発を推進してまいりました。 ご質問にありましたとおり、豊中市には平和活動に積極的に取り組んでおられます市民、市民団体があり、ご紹介いただいた活動以外にも、本年、自由都市・堺平和貢献賞を受賞しました「国際交流の会とよなか」は、永年、豊中市を拠点に、豊中市と緊密な連携を取りながら活動を続けてきた団体であり、その他にも、豊中平和演劇祭等の市民主体の取り組みも活発に行われております。
また、今年度の市の取り組みといたしまして、豊中市・沖縄市兄弟都市提携40周年事業の一環で、豊中市内の中学生が沖縄市に訪問し、沖縄市内の中学生と交流しながら平和について共に学び、その成果を発表する報告会を行いました。参加者からは改めて平和について考える貴重な機会を得たなどの感想が寄せられ、中学生平和大使からは学んだことを今後も周囲の人に伝えていきたいという発表があり、幅広い世代に対しての啓発に結びついたと考えています。 本市としましては、ご質問の趣旨を踏まえまして、例年の平和月間事業等の取り組みの他、このような市民、市民団体が取り組んでおられます特徴的な平和活動を広く市民に紹介してまいりたいと考えております。
意見要望)
豊中市は多文化共生のテーマにも熱心に取り組んでいますが、人種、文化の違いを認め合い、その違いを受け入れて昇華し、共々に人間として成長するためには、より高い志を広く共有する必要があります。そこにこそ、ともに認め合い、心から笑いあえる本当の多文化共生があるのではないでしょうか?そういう意味で、平和に対する意識を高める事業は、非常に大切であると思います。ぜひ、「平和のために働くピースワーカーが育つまちとよなか」を広くアピールすることを実行していただきたいと強く要望して、この質問終わります。
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