2015年3月24日火曜日

第5回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞表彰式へ。今回から、新たに厚生労働大臣大賞を創設し、福島県の「株式会社クラロン」を表彰させて頂きました。

株式会社クラロンは、体育着専門メーカー。「1人たりとも疎かにしない」という先代の社長の哲学を引継ぎ、障がい者雇用率は法定雇用率２％を大幅に上回る約３５％。約130人の従業員の多くが女性であり、管理職に占める女性割合は56％。最高齢の78歳の方は女性の営業課長。2011年の東日本大震災から4年が経過しましたが、業績も震災以前の水準を回復し、立派な業績を上げておられます。厚生労働省が目指す高齢者・障害者・女性・若者等の活躍促進推進による「全員参加型社会」の実現を体現しておられる企業です。

その他、経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞等に選ばれた企業・団体も障害者雇用や長時間労働削減等で素晴らしい取組をされており、一つ一つの取組事例を詳細に伺ってみたいと率直に感じました。

高齢者・障がい者・女性・若者等の活躍を推進する「全員参加型社会」の実現のためには、こうした「人を大切にする経営」「人を幸せにする経営」を実践する企業を増やしていくことが重要です。

受賞されました「人を大切にする経営」を実践されている企業の皆様の優れた取組事例を広く紹介させていただきながら、「全員参加型社会」の実現の取組みをさらに加速化して参ります。