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t「仮称」阪南市立総合こども館の整備事業 №4

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2016年 3月 8日



皆さん、こんにちは。
明日から寒の戻りがあるそうですので、体調を崩さないよう、お身体を大切にして下さい。
さて、3月7日の「仮称」阪南市立総合こども館の整備事業の特別委員会での賛成討論を掲載します。

平成27年度阪南市一般会計補正予算 第9号について、悩みに悩んだ末、賛成の立場で討論を行います。

 
さて、「仮称」阪南市立総合こども館の整備事業の建物の購入費用が盛り込まれた本予算ですが、反対、賛成、分からないといった意見が多く寄せられています。

それは、私だけでなく各議員も同様だと思います。

無責任な話だと思いますが、私自身も正直、実際に運営してみないと分からない点が大半だと思っています。

現在、確実に分かっていることは、耐震化で津波の心配もなく、安全な建物に子ども達を預けられる。

このことは、誰もが認めることであります。

それを一つひとつ、保護者説明会、市民説明会、そして、議会で指摘しても、あまりにも検討するといった事柄が多く、それが、返って不安を大きくしているのではないでしょうか。

短期間で、市民の皆さんに対しての提案、そして、結論を出さなければならない議員、それを、行政の皆さんも分かっているのなら、もう少し、不安を安心に変える決断をすべきではなかったでしょうか。

今後、保護者の皆さんを交えての検討会を開催することは良いことですが、結局のところは行政に下駄を預けることになります。

阪神淡路大震災から21年、そして、東日本大震災からまもなく5年を迎えようとしています。

それに伴う、ドキュメンタリー番組が最近多く報道され、これらを見る度に、なんとしても未来ある子ども達の命を守らなければならないと思うのは、私だけではないと思います。

このことを考えると、到底、この事業に対し、反対するわけにはまいりません。

かといって、今まで出てきた多くの心配事をないがしろにするわけにはいきません。

その多くの心配事を安心に変えるべく、また、一極集中に対するデメリットをメリットに変えるべく、市民の皆さん、とりわけ、若いお母さん方の意見を真摯に聞きながら、意見を形に変えていけるよう真剣に取り組んでいただきたい。

また今後は、検討会での内容を議会議員としてのチェック機能を存分に発揮し、注視してまいりたいと考えています。

どうか今一度、全市民の皆さんのご意見ご要望を聞きながら、全職員が、全身全霊で取り組んでいただきたい。

このことを申し添え、私の賛成討論とさせていただきます。

 

以上、賛成討論の全文を掲載させていただきました。

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