t糸あやつり人形「一糸座」

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2016年4月7日



「一糸座」の方々と懇談。「糸あやつり人形」は、聖徳太子の時代にシルクロードを伝って日本に入り、その後、独自の発展を遂げました。浄瑠璃と一緒になることによって、短時間のパフォーマンスではなく、2時間もの長さの物語となり、喜びや悲しみを表現します。海外の操り人形とちがって、針金もなく、すべてが糸のため、動きが非常に柔らかな分、感情が豊かに表現されます。
 江戸時代には盛んだった「糸あやつり人形」も、いまや少数。何とか日本の伝統芸能を残そうと、「一糸座」も少人数で頑張っておられます。逆に海外の方のほうが、日本のこうした文化をよく知っていて、海外公演のオファーがあるそうです。
 こうした世界に誇るべき日本の伝統芸能、しっかりと守っていきたいです。

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