t二人の市長の連携プレイ
2016年6月23日
今日は6月議会最終日で、昨日に引き続き一般質問が行われます。昨年4月に初当選した1期の議員の皆さんも、一年経過して議会の流れが分かって来たためか、一般質問の内容も質問態度もたいへん立派になってきたという印象です。そしてそれぞれの議員が自分の個性を表に出して来ていることも重要なことです。今の池田市にとって最も大切な事のひとつは議員が成長して力をつけることだと考えています。良い意味で議会と行政が緊張感をもって切磋琢磨し合うことが、池田市が発展するかどうかのカギを握っています。
昨日の朝のNHK「あさイチ」で、発達障害児を伸ばすキーポイントは「ほめる」ことだと言ってました。自ら発達障害であることを告白した栗原類さんも出演していました。
池田市における発達障害への取り組みについて、私もブログやフェイスブックで書いて来ましたが、日本において最も先駆的な取り組みが行われています。大阪大学大学院・連合小児発達学研究科が長年にわたって池田市の発達支援に関わって下さったのが大きな理由ですが、加えて発達支援については、倉田市長→小南前市長→倉田市長へと理想的な形でバトンが引き継がれたことも特筆されるべき特徴です。
5年前の平成23年の6月議会で、発達支援室の設置を倉田市長に質問したところ、市長からは次のような答弁が返って来ました。(詳しくはインターネットの議会議事録を検索して下さい)。かなり踏み込んだ答弁を倉田市長がしてくれています。(感謝)
そういう流れを受けて、いわゆる発達支援室を開設してはどうかというご質問に対しては、そのつもりで取り組んでいるというふうに申し上げております。
じゃ、いつするんだということでありますが、まず、スタートの段階では、きちっと室長をしていただける人材であります。優秀な人材、私は1人念頭に置いているものがございまして、それは今、現職で勤めておりますけれども、その人が近く現職を離れられる、いわゆる定年退職される時期をお迎えになると思っておりますので、お願いをして、初代の支援室の室長におつきいただくというのが一つの流れかなと、このように思っております。
実際は発達支援室ではなくその後小南前市長の時に発達支援課が設置されることになりましたが、私にとってはお二人の市長の連携があってはじめてなしえたことだと思っています。
その他にも、障害児・者の「親亡き後」対策としての施設整備についてもお二人の市長の連携で実現した物もあります。
またちょっとマイナーな分野ですが、池田市における行財政改革のホシともいえる「人材育成基本計画」についてもタイムラグはあるものの二人の市長の手によってなされたものだと考えています。
発達支援について書いていたら、二人の市長の連携プレイという「落ち」になりました。それではお後が宜しいようで・・・。
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