t「しんどい子」のサポートが大切
2016年8月10日
8月になってから、学校関係者とお話しをする機会を積極的に持つようにしています。その理由は、いわゆる「しんどい子」をどのようにしたら支えることができるのかを考えたいと思っているからです。
「教育日本一」を目指すということは、「しんどい子」をしっかりサポートして行くいうことにもつながります。
化粧品で有名なエイボンが、社会に勇気や希望を与える女性たちを対象に贈って来た賞として「エイボン女性年度賞」があることを知りました。1979年に創設されています。
昨年の受賞者の一人に、女子高生サポートセンターColabo代表理事の仁藤夢乃さんがいらっしゃいます。仁藤さんを中心に活動するColaboは、困難を抱える少女が違法労働や犯罪、性搾取に行き着かなくてよい社会を目指して:-
・夜間巡回・相談
・基礎的支援(同行支援、食事・風呂・衣類の提供など)
・一時シェルター
・啓発・研修事業
などを地道に行っています。
(詳しくは ⇒ 活動案内 )
Colaboが主催して、明日11日から「私たちは『買われた』展」が東京で開催されます。
この展示会が私たち大人に問いかけるものは、大人の「しんどい子」への「無関心さ』ではないでしょうか。
朝日新聞デジタル版の記事からです;-
私たちは「買われた」展 女子中高生のSOSを知って
援助交際や風俗、JKビジネスなどで「売春」をした中高生たちが、自らの体験や思いを伝えたいと企画した「私たちは『買われた』展」が11~21日、東京都新宿区で開かれる。写真や文章、日記などを通して彼女たちは訴える。「私たちが、いま、ここで生きていることを知ってほしい」
主催するのは、居場所のない女子高校生らを支援する一般社団法人Colabo(コラボ)と、コラボが支援する24人。14~26歳の中高生や女性らで、北海道から九州で暮らす。かつて立っていた街角、体をくっつけて暖を取った自動販売機、リストカットを繰り返して傷だらけになった腕――。自分の体験が深く関わる場所や場面を再現した写真のほか、思いをつづった日記や絵、体験談など約100点を展示する。
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