2016年 11月 19日

11月17日、枚方市東部地域にある東部清掃工場で行われている水管取り換え工事の現場に視察に行ってきました。
会議室で簡単な説明を受けた後、体を有毒な塵から守るためのタイベックス（防護服）に着替えて準備しました。

まず、水管の取り換えが終わった放射室を確認しました。ここでは、既存の水管にインコネルという強度の高い 素材を溶接している様を確認しました。

次に今まさに水管の取り換え工事が行われている、2次過熱器を見させていただきました。ここに入るには35センチかける65センチの点検口から入らなければならず、中も水管の上に乗るような形で、とても狭くて私のようなスマートな？人には大変でした。

その次はごみを燃やしている焼却炉の中に入って内壁の様子を見させていただきました。耐火煉瓦が強い炎によって浸食されている様も確認させていただきました。

この東部清掃工場は民間企業に15年契約で運営を委託しており、維持管理の契約の中に今回の水管取り換え工事のような、突発的に発生したというか、発見された不具合に対しては枚方市が補修をしなくてはならず、今後の維持管理に対しては、私は建設環境常任委員会においても、計画的な運用がなされるべきであり、しっかりと維持管理計画・長寿命化計画を立てるべきであると主張してきました。今後の取り組みに対して今回の視察は、大きな意味を持つものと考えます。しっかりと取り組んでまいります。

内部の視察を終わって、100メートルの高さを持つ煙突に登らせていただきました。420段もある階段を上っての見学で息が上がりそうでしたが何とかてっぺんから周りの様子を見ることができました。

途中から下を見るとこんな感じでした！上から見る景色は360度見渡せて、隣にある東部スポーツ公園の中に新しく開設したドッグランや、枚方市との合同で運用し10年後の稼働を目指して取り組んでいる京田辺市の甘南備園清掃工場の隣の枚方市・京田辺市清掃工場の建設予定地もよく見えました。