t「ギャンブル依存症」対策の構築に向けて

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2017年1月21日



これまで、ほとんど国が進めてこなかった「ギャンブル依存症」対策。
 現場を見ようと、公明大阪府議団とともに「府立精神医療センター」を訪れました。同センターでは、各種依存症の治療や支援を行っており、「ギャンブル依存症」についても治療プログラムを始めたところでした。
 
 「ギャンブル依存症」は、一つの病気であり、適切な治療で回復することは十分に可能とのこと。でも、病気という認識が無く、なかなか治療に結びつかない現状があります。
府が開設している相談窓口には、アルコール依存や薬物依存、買い物依存など、様々な依存症の方が連絡してこられますが、近年「ギャンブル依存症」の相談件数が急増しているとのこと。平成26年度には3件だったものが、27年度には37件、28年度には60件となりました。

「ギャンブル依存症」については、現場でもまだまだ対策が始まったばかり。国の支援も十分ではありません。私は、パチンコやスロットが駅前にたくさんある日本で、敷居の高いIRが2、3か所出来たからといって「依存症」が増えるとは思っていません。むしろ、IRの議論を通じて、国も「依存症対策」に本腰を入れるべきだと思っています。
今後も、多くの方々からお声を頂きながら、実行力ある「ギャンブル依存症」対策の構築に向けて頑張って参ります。

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