t平成28年消防年報
2017年8月17日
高槻市消防本部の「平成28年の消防年報」が完成しました。
"市民の生命を守る"高槻市消防本部の沿革は、昭和18年に市制施行されてから(人口31,615人:6,796世帯)、昭和20年に大阪府警察部消防課高槻特別消防出張所からの発足、当時は警察署長の指揮下に置かれ、全員で16名の体制だったようです。
時は進み、平成18年には高槻市消防本部救急ステーション配置職員を増員、試行運転中だった特別救急隊の本格運用を開始され、平成23年には現在の高槻市消防本部・中消防署庁舎の運用を開始(6階建・免震構造)、平成28年には新名神高速道路供用開始に向けた災害対策として、北消防署配置職員を増員、救助隊を専任化したほか、化学対応の水槽付き消防ポンプ車を配置されてきました(職員数は341人)
本市の面積は105・29平方キロメートルで、東西10・4キロメートル、南北22・7キロメートルの山間部と市街地等を有する地域。
平成28年12月現在の人口は354,216人(世帯数158,794)となっており、市制施行当時の11・2倍に。ちなみに、平成29年7月現在は353,617人(159,382世帯)
平成28年中の火災については76件で、建物火災が43件、林野火災0件、車両火災12件、その他の火災が21件となっており、建物火災は前年を上回っている様子ですが、火災による死者はありませんでした。
また、救急については、救急出動件数は20,317件(急病搬送64・9%)で、搬送人員は18,544人、前年に比べて増加しているとのことでした。
平成29年4月現在の指標をみてみると、消防費(市民一人あたり)約9,276円、消防職員数(市民)約1,038人に1人、火災は約4・8日に1件、救急出動は1日約56件となっています。
消防団におかれましては、団員数711人、火災出動39回、延302人の出動人員、風水害出動1回、9人の出動となっていました。
私たちの生命を守ってくださる、高槻市消防本部、消防団の皆様、日々、本当にお疲れ様です。
そして、市民の皆さん、火災にはお互い気をつけたいですね!! 緊急の時には、"火事・救急・救助"は119です。
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