t障害児施設通所の補正予算について
2017年12月4日
質問)
障害児通所給付費の歳出が当初想定を超えたため、不足見込み額を補正するとのことだが、なぜ当初想定を超えたのか、理由をお聞かせください。
答弁)
障害児通所給付費の見込額が当初の想定を超えた理由につきましては、予算編成時より、市内の放課後等ディサービスの事業所とあわせて近隣市の事業所も含め、利用事業所数が急増したことに伴い、発達に課題や障害のある就学後の子どもへの通所支援のニーズが高まり、利用者数が、増加したことによるものでございます。
質問)
放課後等デイサービスの事業所数が急激に伸びたということだが、数だけでなくかねてより本市の課題にしている関係者の療育のスキルがアップしているかということが大事だ。事業所はこどもを預かるだけでなく療育をきちんとできる事業所が求められている。この間、本市の取り組みや法改正で、放課後等デイサービスの現場はどのように変わっているのか。お聞かせください。
答弁)
事業所の現状としましては、平成28年度から事業所の支援者のスキルアップを目的とした市主催の研修会を通して、事業所間の交流が深まるなか、事業所主体の合同研修会やイベントの開催などが行われており、今後、互いの連携が進み、支援者のスキルアップも図られていくものと考えております。また、平成29年4月の人員の配置基準の見直し等の影響により、事業所数の伸びは従前よりは鈍化している一方で、障害児支援等の経験者の配置や国の放課後等ディサービスガイドラインの遵守及び自己評価結果の公表の義務付けにより、今後、療育の質や専門性の向上、支援内容の適正化につなかっていくものと認識いたしております。
質問)
ますます専門性のある人材が求められている。その点、本市はどのように事業所を支援しているのか。お聞かせください。
答弁)
事業所に対する支援につきましては、先ほどご答弁しました研修会の開催に加え、大阪府の権限である指導・監査とは別で、市においても事業所を訪問することで療育内容や安全管理対策等を把握し、必要に応じ、助言等を行う取組みを行っております。今後も事業所の支援者に対する人材育成として、日常の発達支援や療育など具体的な業務に即した内容で、専門性の向上が図られ、質の向上につながる研修会の開催などの取組みを進めてまいります。
意見要望)
このテーマで、よく言っていることだが、こども未来部が中心となって、関係者が情報共有をしながら、切磋琢磨しながら、療育のスキルがアップする流れをしっかり作っていただきたい。
平成29年12月 文教常任委員会 質疑より
月別アーカイブ
月別アーカイブ+