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t退院後の服薬管理と栄養管理がカギをにぎります

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2018年12月3日



先週の土曜日に大阪市内で、今年2つ目の医薬品関係の資格試験を受験してきました。今回は、お医者さんが発行したレセプト(処方箋)を保険点数に換算することが仕事の調剤報酬請求事務専門士という資格試験でした。2年に1回の割合で診療報酬が国において改定されますので、この資格のユニークなところは資格取得後も、診療報酬改定に併せて2年に1度講習会が開かれるという点です。

試験は前半と後半に分かれていて、前半の学科試験が1時間そして後半の1実技試験が1時間でした。後半の試験がはじまるなり、試験会場内は電卓をたたく音があちらこちらから聞こえて来ました。実技試験の内容は、処方箋に書かれた薬剤名、用法容量について、材料費、調剤技術料、薬学管理賞、時間外手当などを計算する作業でそのために電卓が必要だからです。

試験結果は年明けに郵送されて来るようですので楽しみに待ちたいと思います。

「医療サプライチェーンの将来像とあるべき姿」という本を読みなおしていますが、高齢者の医療ケアについて一番注意しなければならいのは、「退院後の薬物治療」であり退院後の重篤事象の72%が薬物に起因しているということです(※アメリカのデータ)。

これからは、かかりつけ薬剤師さんと栄養士さんの役割が本当に重要になってきます。

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