t安威川ダム建設工事視察

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2019年6月5日


6月5日(水)中野府議会議員と共に茨木市議会公明党議員団で安威川ダム建設事業の現地視察に行って参りました。江原所長、井上企画グループ長、山岡ダム建設グループ長から説明を受け、その後、現地にも随行して頂きました。

まず、安威川ダム資料館にてダム現場の全体説明をお聞きし、その後、大林JV事務所駐車場ではダム上流からの工事状況についての説明を受け、次に非常用洪水吐を視察させて頂きました。

更にダム下流ロック敷まで降り監査廊、グラウト施工の説明を受け、最後に施工済みの監査廊(下流連絡通廊)の中に入り視察させて頂きました。

ダム本体が1に対して基礎部分が9ということであり、今回は本体が完成した後には姿を隠す基礎部分の視察をさせて頂きました。

2022年3月にダムの試験湛水予定をめざし、ピッチを上げて工事は進んでいます。


語句の解説


 非常用洪水吐 常用洪水吐で対応できない100年に1度の雨により、堤体を越流させないために設けられた水路。

通常、雨が降っている時のダム湖の水を放流する施設を常用洪水吐と言います。

安威川ダムはトンネル形式です。また、雨が降っていない状態で普段の川の維持用水を放流する施設を維持放流施設といいます。

監査廊はダムの堤体内部に備わる管理用の通路であり、監査(検査、 点検、測定)やゲート操作、排水、グラウト作業などに用いられます。

グラウト作業 地盤の改良,湧水(ゆうすい)・漏水防止などの目的のために,地中,岩盤の割れ目やコンクリートの打ち継目などに圧力を加えて注入する液体状のもの,あるいはその作業 をいいます。

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