t若者の自殺問題
2021年3月13日
若者の自殺問題に取り組んでいるのが、NPO法人LightRingで石井代表理事からお話を伺いました。
子どもや若者の自殺が増える中、悩みを消えている子どもたちの身近にいる友人や恋人などは異変に気付いていることがあります。そして、どうしていいのか悩んでいる場合があります。
こうした悩みを抱えている子どもたちはなかなか自分から悩みを打ち明けられないーーーこうした実態を踏まえ、
light ringでは、悩みを抱えている本人ではなく、その身近な人、友人や恋人たちを支え手として育成するとともに、いつでも相談できる集う居場所をつくるなど支え手を支える取り組みも実施しています。
SOSの出し方だけではなく、身近な友達のSOSを受け止め、専門職につなぐ。こうした取り組みも極めて重要だと認識しました。
こうした取り組みはコロナ禍で深刻化している孤立を防ぐため、より一層重要になっています。
誰もが支え手になれる。こうした取り組みをしっかり進めてまいりたいと思います。
若者の孤立対策で"心の支え手"育成大切
党対策本部に識者
2021/03/13 2面
公明党社会的孤立防止対策本部の山本香苗本部長(参院議員)は11日夜、東京都内で、若者の自殺・うつ防止活動を進めるNPO法人「ライトリング」の石井綾華代表理事と若い世代の孤立対策を巡り意見交換した。谷合正明事務局長(参院幹事長)、竹内真二事務局次長(参院議員)が同席した。
石井氏は、10~30代の死因1位である自殺について、「防ぐには、生活の中で自然に悩みを打ち明けられるような存在が重要だ」と指摘。身近な人の「死にたい」という気持ちや異変を察知している若者は少なくないとして、話を聴いて支援先につなぐ同世代の"心の支え手"を全国的に育成し、支援するよう訴えた。
山本本部長らは「国会質疑でも取り上げていきたい」と語った。
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