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t動物愛護の課題解決のプラットフォームについて

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2021年9月28日



<質問>
動物愛護の課題解決のプラットフォームについてお尋ねします。

最近、動物愛護の課題は猫にまつわる課題が大きくなってきている印象です。地域猫の課題については本市は避妊助成を行っていますので、私たちの会派も10年位前から助成金を使ってTNR活動を呼び掛けてきたところです。

今、大きな問題となっているのは高齢者とその飼い猫の問題です。高齢の飼い主が、ペットより先にお亡くなりになった場合、飼っていた猫をどうするかという問題が多く起こっているようです。高齢者の猫のことで相談を受けた地域包括支援センター等がボランティアに連絡して何とかできないかと相談を持ち掛けるようです。相談を持ち掛けられたボランティアの方は支援したくても限界があるのでどうしたものか困ってしまうという話です。この話で大事なポイントはボランティアの方ができることは協力したいと思っていることです。課題解決のために、保健所や福祉部の関係部局がボランティアの方と課題について協議する動物愛護の協議会のようなものはできないでしょうか。関係部局が話の輪の中にそろっていることが大事です。お考えをお聞かせください。

また、猫の譲渡先をボランティアが探す間一時的に預かる場所が確保できないでしょうか。その場所の運営はボランティアのグループが行うことがよいと思いますが、場所だけの提供ということは考えられないでしょうか。お聞かせください。


<答弁>
高齢の飼い主に限ったことではございませんが、飼い主にはペットを最後まで飼う責任があるため、飼えなくなった場合のことを予め自身で考えておく必要がございます。高齢者のペット飼養に関する課題解決のためには、まずこのことを広く飼い主に周知することが大切です。さらに、具体的な事例に関しては、ペットの相談窓口である保健所と、高齢者の相談窓口を所管している福祉部局が連携して対応する必要があると考えておりますので、定期的な情報共有の場を設けるなど、その方法について検討を重ねてまいります。

また、本市では、中核市移行時から動物の飼養保管を大阪府に委託しております。そのため、一時的に動物を飼養する場所の提供は、困難と考えております。


<意見要望>

動物愛護ボランティアの活動がさらに社会に貢献できるよう関係部局や関係者において情報共有する協議会をつくることをぜひ検討していただきたいと要望します。



2021年9月 本会議 個人質問より

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