t寒露

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2022年10月8日



10月に入り、箕面は一気に気温が下がりました。本日、暦の上では"寒露"、つゆが冷気によって凍りそうになる頃...三連休の初日ですが、例年より気温が低く、空には雲が広がっています。時折り、雲間から柔らかい秋の陽射しが差し込んできます。

さて、昨日をもって、64の案件について議了した第3回定例会化が終了しました。私もたくさんの人に支えていただき、議長とともに一年間ではありましたが、副議長の任を全うすることができました。(心より御礼を申し上げます)

前回、一般質問について少し触れさせていただきましたが、10月4日に無事に終了いたしましたので、ご報告させていただきます。テーマは、「箕面市における自治体DXの推進について」でした。大きな項目として以下の3項目でした。


①自治体DXの推進体制について

②マイナンバーカードの普及促進について
③市民サービス・業務効率化の向上について


市の答弁として、

①については、コロナ禍によって浮き彫りとなったデジタル化の遅れに迅速に対処するとともに、"誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化"を掲げ、利用者目線で行政サービスの利便性を向上させ、業務効率化を図ることを認識し、「暮らしのDX」「教育のDX」「市役所のDX」をの3つの基本方針を掲げ取り組んでいく事。

②については、令和4年8月末時点の本市でのマイナンバーの普及率は51.2%(国47.4%、大阪府48.3%)今後は申請機会を増やすために、図書館などに申請及び申請のサポートができるよう、申請のサーポートチームの編成に着手を開始したほか、市の電子申請の本人確認にマイナンバーカードの利用ができるようするなどして、普及につなげるとの事。

③については、「オンライン化に向けた箕面市行政手続の見直しガイドライン」を策定・庁内周知し令和5年度中には、法的・事務的に可能な全ての手続きのオンライン化を目標とする事、市民の個々の事情に応じて、行政サービス等に係る情報をプッシュ型で通知できるような有意義な市民サービスについて調査研究し、自治体DXを着実に推進する事。
と、いずれも、前向きな答弁をいただく事ができました。


最後に私の意見として、システム開発ばかりに目が向いてしまい、「何のための導入」という理念を失い、利用者(市民)の使い勝手が軽視されてしまうという事がないよう、また、システムを構築する側においても効率化が図れるよう、地理的な制約、年齢、性別、障害や疾病の有無、国籍、経済的な状況等に関わらず、誰もがデジタル化の恩恵を享受し、日々の生活課題を解決し、豊かさを実感できる"誰一人取り残されない"ような仕組みによって、より住みやすい地域をつくりあげるよう要望をさせていただきました。

足早に季節が進んだ気がします。これから秋の行事が開催され、落ち着いた頃に12月議会(第4回定例会)が始まりますが、しっかりと身体も、気持ちも整えて、臨んでいきたいと思います。
寒暖差が厳しいこの季節、体調にはくれぐれもご注意ください...最後まで読んでいただきありがとうございました。

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