t公衆衛生研究所が新設されました。

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2023年1月28日



公衆衛生研究所が新設

最新機器を導入し体制強化/大阪府議会公明党が視察


昨年12月に新設された、感染症や食品などの公衆衛生に関する検査や研究を行う地方独立行政法人「大阪健康安全基盤研究所(大安研)」の研究施設を視察しました。

大安研は、2017年に府立公衆衛生研究所(同区)と大阪市立環境科学研究所(同市天王寺区)を統合。

その後、両研究所を活用し、感染症の疫学調査のほか、食中毒に関する研究や検査などを実施する一方、コロナ禍では、民間のPCR検査が普及するまで、主力の検査機関としての役割を担ってきました。

今回、新設された施設は、両区の研究所を集約したもの。施設を一元化し、最新機器や人材を集めることで、検査の効率化や研究の高度化を図ります。


延床面積は、約2万平方メートルで、地下1階、地上13階建ての北館と、地上8階建ての南館で構成。

研究室にはネットワークを通じて、外部の研究機関と同時にウイルスや細菌の解析ができる電子顕微鏡や、遺伝子情報について、高精度なデータが得られる最新機器などが新たに導入されました。

同研究所の朝野和典理事長は、「最先端機器を導入し、検査・研究体制を強化した」と説明。

その上で、「西日本地域の中核的な地方衛生研究所をめざす」と述べていました。

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