t神奈川県大和市の「不登校特例校分教室」を視察
2023年5月18日
不登校は全国的に増加しており、それは東大阪市でも同様です。各地の教育委員会が中心となってそれに対応していますが、なかなか減らないのが現状です。
そのような中、神奈川県大和市で令和4年4月に県内初の「不登校特例校分教室」(通称WING)を開設。東大阪市議団8名でその取り組みを視察しました。
分教室は、市立柳橋小学校の敷地内にあり、入り口は別にして通学。市立引地台中学校を母体とし、各学年1学級増えたという形態をとられています。常勤教諭は4名で全科目にわたる先生がいないため、本校から来ていただいているとのことでした。
生徒は3学年合わせて22名ですが、授業は全員一斉にされており、勉学より学ぶ楽しさを教えることに力点を置かれ、一人ひとりの状況に合わせて無理なく学校生活が送れ、社会的自立に繋がることを目指されていました。
私たちが視察した際、先生が見守る中、数名の生徒たちが楽しそうに運動しており、挨拶をすると丁寧に対応してくれました。案内して下さった担当者からは、「今年の卒業生は、入学時とは見違えるほど変わっていた」と言われていました。
東大阪市でも生かせるよう取り組んでまいります!!
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