t無事に可決されました!

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2024年6月29日



大東市6月議会にて、『(仮称)大東市立ほうじょう学園の設置に関する基本構想』が無事に可決されました!この重要な一歩を踏み出せたことに、関係する全ての皆さまに心から感謝申し上げます(^^)

これからも、共により良い教育環境を築いていけるよう、全力で取り組んでまいります☆引き続きご支援とご協力を何卒よろしくお願い致します(^^)
以下は、採決の際に行った賛成討論の全文です。

『議案第57号 (仮称)大東市立ほうじょう学園の設置に関する基本構想』の策定について、賛成の立場で討論致します。
まず、(仮称)ほうじょう学園の特徴について述べさせていただきます。この学園は、児童・生徒が義務教育の期間である9年間を通して一貫した教育を受けることができる施設一体型の学校です。施設一体型の利点として、移動や教職員の情報共有が容易になり、一体的なマネジメント体制が構築されると期待します。これにより、教育の系統性と連続性を意識したカリキュラムと指導体制が整い、子どもたち一人ひとりに最適な学びと育ちが提供されます。
さらに、この学園は、小学校と中学校が共に義務教育学校として一貫教育を行うことで、学習指導や生徒指導において互いに協力し、責任を共有して目的を達成することを目指しています。教員間で児童生徒の情報を共有し、個性に応じたきめ細やかで丁寧な指導を行うことで、全ての子どもたちの可能性が引き出されます。例えば、「6-3」制以外にも柔軟に学年の区切りを設け、「4-3-2」制など独自の区切りを導入することで、子どもたちの発達段階に応じた効果的な教育課程が編成されます。
次に、具体的な施設・機能について述べます。現北条中学校の校舎と体育館を改修し、一部増築することで、学年を超えて交流や連携が図れる空間を設ける計画があります。また、全天候型のプールを活用するために民間委託を行い、また小中一貫した食育を実現するために、自校調理方式による給食を全児童生徒に提供するとあります。これにより、子どもたちは日常的に健康な食事をとりながら、食育の重要性を学ぶことができると期待します。
さらに、地域との連携を強化するために、住民協働スペースなどの複合施設を設置し、学校と地域の魅力を高める居場所づくりを推進するとあり、隣接する北条公園の一部を学校施設として共用し、地域に開かれた公園と学校の共用を目指すとあります。これにより、地域全体で子どもたちを育てる環境が整備されます。また、通学区特認校制を導入することで、市内全域から入学・転入学が可能となり、多様な背景を持つ児童・生徒が集うことで、豊かな教育環境の実現が期待されます。
この学園は、特色ある9年間の学びを提供し、中1ギャップの緩和・解消に取り組むことで、新しい環境での学習や生活に不適応を起こすことを防ぐことができます。さらに、9学年の児童生徒が異学年交流を通じてお互いを理解・尊重し合うことで、社会での共生や協力につながる価値観を育むことが期待されるとあります。
また、概算工事費についてですが、同規模・同用途の近隣市町村の事例を参考にし、67億円を超える費用が見込まれていますが、補助金等を相殺後の実質増加額は10億円程度と想定されています。この予算に基づき、令和6年度には実施計画及び基本設計が行われ、令和7年度以降には実施設計及び増築・改修工事が進められ、令和11年度以降の開校を目指しています。
現状、北条小学校は土砂災害警戒区域に属しており、児童・生徒の安全確保が課題となっています。この新しい構想により、安全性の向上とともに、より安心して学べる環境が整えられることを期待しております。
施設計画としては、普通教室、特別教室、職員室、図書室、昇降口などの必要諸室の機能と規模が検討され、各諸室の備え方針が決定される予定です。その他、学校名、校歌、校章、制服、校則、教育内容、学校と地域との連携、複合施設の在り方なども具体的に検討されます。
以上のように、(仮称)ほうじょう学園の基本構想は、教育の質を高め、地域社会全体の発展を促進するものであります。この構想は、教育委員会の意見を反映し、地域全体で子どもたちを支え、育てるための重要な指針となることを強く確信し、賛成の討論と致します。

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