t学校給食の取り組みについて
2024年12月23日
質問)
学校給食の取り組みについてお尋ねします。
豊中市の給食提供方法には、自校方式、センター方式、デリバリー方式、3つの給食提供方法がありますが、それぞれの食物アレルギー対策について、お聞かせください。
また、中学校給食の民間事業者を豊中市へ誘致する計画は順調に進んでいるのでしょうか。導入後の提供方法はどのような方式を考えているのでしょうか。お聞かせください。
答弁)
本市の学校給食では、食物アレルギー対応食として卵除去食を提供しています。給食センターでは、卵を使用した献立の日はアレルギー室で卵除去食を調理し、専用の容器に入れ提供しています。また、自校式調理場とデリバリー食の調理場では、アレルギー専用の調理室はありませんが、調理中に卵を入れる前に食材を取りだし、味を調えて専用の容器に入れ、提供しています。
中学校給食の民間事業者誘致に関しましては、令和6年(2024年)3月定例会において承認いただきました「豊中市市有地活用・給食提イ共事業者選定委員会条例」に基づき、現在同委員会において審議しており、業者選定を終えた後今年度中に必要な契約手続きを進める予定です。
最後に導入後の提供方法といたしましては、市内に工場ができることから現伏のランチBOXから小学校給食と「司様の食缶方式の給食提供となり、中学校給食を温かい伏態で提供することで、おいしくなったと実感いただけるものと考えております。
質問)
学校給食の無償化については、自治体間の格差が出るようではいけないと思っています。
また、本市は、様々な行政サービスにおいて、他の自治体のモデルといわれるような側面もあり、実施する事業については他市への影響も考える必要があると思っています。
このようなことを踏まえ、学校給食の無償化については国で行う事業であると私たちの会派は考えています。実際に、現在も国に対して、給食の無償化を実行するよう強く要望しています。
ただ、学校給食無償化については、首長選挙で必ずと言っていいほど公約に掲げられるテーマであり、国の事業として実施するべきとの要望を続けているだけでいいのかと悩むところです。そこで、本市でも独自で無償化できないか、検討をしておく必要があるのではないでしょうか。お考えをお聞かせください。
答弁)
国は、令和5年6月13日に閣議決定された「こども未来戦略方針」において、学校給食費無償化実現に向け、学校給食の実態等の調査を行った後、課題を整理したうえで具体的方策を検討するとし、1年後の令和6年6月12日に調査結果を公表しました。
本市としては、学校給食費については国による恒久的な制度として無償化することが望ましいと考えております。
この調査結果を基に、国において学校給食費無償化実現に向けた具体的方策を検討されるものと考えており、引き続き、国の動向等を注視するとともに、閣議決定された内容をしっかり履行していただくよう国に対し要望してまいります。
意見要望)
学校給食の食物アレルギー対策は、それぞれの供給方式で安定してきたと理解しました。
また、中学校給食については、豊中市内に工場を誘致して、製造から喫食までの時間短縮ができることで供給を食缶方式に変えることによる質の向上を期待しています。
また、学校給食の無償化ついては、私たち会派も引き続き国に強く要望していきたいと思います。
2024年12月定例会
本会議個人質問より
※議長のため石原幹事長が代読
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