t消防システムと避難行動要支援者情報(名簿)との連動が実現へ
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2025年4月3日
【たおだ♪ #君に捧げる応援歌 】
NO.282
#和泉市議会議員 1637日目
避難行動要支援者とは自力で避難出来ない「身体障がい者手帳1級・2級」「療育手帳A」
「精神障がい者手帳1級」「介護保険の要介護認定3・4・5」「地域支援者が推薦する人」
2年前、夏の12時間交差点立ちをしている時に、悲しい表情をされている女性から「息子が不慮の事故で大怪我をし、重度の障がいが残るのが確実で、今後の生活や人生を母親としてどう支えていけばいいのか」という相談を受けた。
それ以降、ことあるごとに電話を下さり、細かい心配事までも相談して下さるようになった。例えば火災が起きた時に「小柄な私(お母さん)が大きな体の息子をベッド上からどのように避難させるか」と言ったようなことも。
そのお母さんの不安材料の一つの火災時の対応について議会で下記のような発言・提案しました。
~今までの消防システム~
119番通報を受信 → 火災か救急のどちらかであるかを確認 → 火災の場合は即出動開始 →出動開始しながら引き続き電話口で3点を聴取「住所や近くの目標物」「何が燃えているのか・火や煙は見えるのか」「逃げ遅れや負傷者の有無」 → 聴取した内容を消防無線(消防指令システム)で出動している消防車内のタブレットへ情報を送信し車内の隊員に情報伝達
~私が議会で提案した消防システムの新たな展開~
すでに福祉総務課が管理している「避難行動要支援者情報」を消防システムにヒモ付けし、火災現場にいるであろう要介護者や障がい者の等級などの情報を出動中の消防隊員のタブレットへ送信してはどうか。
高齢者や障がい者の方が「寝たきりかどうか」等の事前情報があれば(到着時の現場の状況が第1優先という前提だが)火災現場でも消防隊員や救急隊員の皆様の任務にプラスになるのではないか。
例えば、人工呼吸器装着者における酸素ボンベの有無等の情報があれば、火災現場で人命救助を最優先で行った後に酸素ボンベの移動をすることでボンベの爆発などの2次災害予防にも繋がる。また『2軒となりの家が火事です』という通報に対して家の中の状態や住人の情報をその隣人に聞くことにも限界がある。知らない場合もある。
住所を入力するだけで、その家の家族構成や要支援者が分かるような事前情報があれば、
消防隊が危険予知をしながら消防車で移動中にシュミレーションが出来るのではないか。
近い将来的に消防隊は指令から現場到着までの短時間で、現場までの経路、酸素ボンベを携帯している情報や視覚障害があるなどの情報や認知症の半独居高齢者であるとか、さらには寝たきりであるなどの普段の生活行動の要救助者情報が瞬時に伝達できるような発展的なシステム向上をお願いしたい。
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消防長中心にご検討頂いた結果、本年より隊員の皆様の意向を確認しながら、実用化に向けての準備開始をして頂くことになりました。
これからも安心できる和泉の構築に皆さんと力を合わせて参ります!
#小さな声を聴く力
#和泉市
#たおだ英伸
実際の議会動画
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https://smart.discussvision.net/.../Web.../rd/speech.html...
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