f2016参院選に挑む党予定候補 伊藤たかえ(新)
- 2015.11.13
一人に寄り添う女性弁護士
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一人のために悩み、一人に寄り添う女性弁護士。兵庫県尼崎市の出身。庶民性豊かな街で育まれた、明るく気さくな人柄と、実績に裏打ちされた確かな実力で、相談者から信頼を集め、苦しむ人の再起を支えてきた。
両親は、食品加工メーカーを退職した後、下町の市場で食肉販売店を経営。早朝から深夜まで働き通しだった父母の背中を見て育った。市場では並びに店舗を構える"おじちゃん、おばちゃん"に囲まれ、子ども時代は活発な野球少女に。父からの忘れられない贈り物は「掛布選手のサイン入りグラブ」という。
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持ち味の燃える正義感も、下町気質に由来する。不条理な苦境に追いやられ、悩む人を守りたいと、大学時代に法曹界を志した。卒業後、浪人時代を経て、1995年、司法試験に合格。阪神・淡路大震災の年だった。
兵庫県宝塚市の自宅は半壊し、街は壊滅状態。「こんな時に勉強なんか......」と悩む中、励ましてくれたのは被災した地域の人たちだった。「こんな時だからこそ合格してほしい」。その一言に「絶対に裏切れない」と奮起し見事、難関を突破。"被災地が生んだ弁護士"として、法曹のキャリアをスタートさせた。
弁護士バッジを付けて17年間――。借金や離婚、家庭内暴力、経営難。深刻な苦悩と向き合い、一人一人を支えてきた。信念は、悩む人の「未来の再建」だ。「私はあなたを信じる。人生はこれからです」。心を揺さぶる"弁護"で、多くの相談者を再起の道へと送り出してきた。そうした経験から、今、「一人に寄り添う政治」のさらなる前進を心に固く誓っている。
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今月5日の出馬会見。記者団の質問に答え、「『日本の縮図』といわれる兵庫県の魅力と底力を引き出したい」と語り、こう訴えた。「地方創生の焦点は、どこまでも人です」。人に寄り添い、未来を拓く、庶民派・女性弁護士がさっそうと走り出した。
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いとう・たかえ
【略歴】党女性局次長。弁護士、税理士。関西大学卒。大阪弁護士会人権擁護委員会副委員長。欠陥住宅問題を専門に扱うNPO法人「建築問題研究会」で理事長を務めた。兵庫県尼崎市生まれ、宝塚市在住。47歳(年齢は掲載日現在)。月別アーカイブ
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