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f都構想 大阪の改革力強く 住民サービスを守る 「4条件」示し合意

  • 2019.05.26

 公明党大阪府本部の佐藤茂樹代表と大阪維新の会の松井一郎代表は25日夜、大阪市内で開かれた3回目の会談後、共同記者会見に臨み、大阪市を廃止し特別区に再編する「大阪都構想」の実現に向けた取り組みについて両党間で合意したことを発表した。

 都構想の是非を問う住民投票の実施までには、特別区の区割りなどを定めた制度案(協定書)を知事や市長、府議、市議で構成する法定協議会(法定協)で決定後、府市両議会での可決が必要。今回の合意では、法定協の再開を経て、1年程度をかけて協定書を取りまとめた後、住民投票を実施する方針が確認された。

 また都構想の実現へ議論を重ねたい維新の方針に対し、公明党は積極的、建設的に協定書作成に取り組む前提として、市民生活を重視する立場から四つの条件を提示。具体的には、(1)住民サービスが低下しないこと。例えば市独自の敬老パスや塾代助成、子ども医療費助成などの維持(2)特別区の設置コストをできるだけ最小限に抑え、新たな住民負担を求めない(3)現行の区役所機能を維持し、窓口サービスを低下させない(4)児童虐待防止対策として全特別区に児童相談所を設置する――の4点で、これらについても両党間で合意した。

 会見で佐藤府代表は、3回にわたる維新との協議を通じ「大阪の改革を前に進めていくことで合意ができた」と説明。協定書の取りまとめへ「互いに知恵を出し合い、住民の判断に資するものを作り上げたい」と語るとともに、「党員、支持者、有権者の皆さんにも地道に理解を求めていく」と述べた。

ノーカット版は下記URLより
https://youtu.be/VqseyttfNmg

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