公明党の山口那津男代表と「2025年国際博覧会（大阪・関西万博）推進本部」の北側一雄総合本部長（副代表）、佐藤茂樹本部長（国会対策委員長）らは14日、衆院第2議員会館で大阪府の吉村洋文知事らから、万博関連事業に関する要望を受けた。

冒頭、山口代表は「国と関西との連携を密にして、さまざまな施策を重ね合わせ、財政的なバックアップをしっかり行い、大成功に導かれるよう力を合わせたい」と述べた。吉村知事は、日本の成長につながる万博にしたいと強調した。

要望書では、政府が年内に取りまとめる予定の万博開催に関するアクションプランの中に、ライフサイエンスやヘルスケア分野のイノベーション促進に向けた取り組みを盛り込むことなどを要請した。

北側総合本部長は「社会・経済の発展へ起爆剤となる万博にしていけるよう全力を挙げる」と話した。