e投票方法を間違わず、正しくはっきり記入を
- 2013.07.04
- エンターテイメント/情報
公明新聞:2013年7月4日(木)付
参院選
参院選では、1人が選挙区と比例区(比例代表)の"2票"を投票します。
選挙区では、「候補者名」(個人名)を書いて投票します。
比例区は、「候補者名」(個人名)もしくは「政党名」のいずれかを書いて投票します【図参照】。
参院選の比例区は、「非拘束名簿式」という方法で行われます。これは政党が当選順位をつけない候補者名簿を作成。その名簿に記載された「候補者名」の得票数と「政党名」の得票数を合計した総得票数を基に、比例区の改選数(48)を比例配分し、各政党の獲得議席数が決まります。そして、各政党の当選者は、候補者名簿のうち、候補者名での得票数が多い順に決まる仕組みです。
総務省の調査によると、前回2010年の参院選では、投票の際の誤記入などにより、選挙区で約185万票(投票全体の3.08%)、比例区で約179万票(同2.98%)の無効票が発生しました。
無効票の多くは投票用紙に何も記載しない「白票」ですが、選挙区と比例区の記入を逆にしてしまうケースも数多く見られます。また、(1)「○○さん頑張れ」などと候補者名(政党名)以外の事を記載したもの(2)どの候補者名(政党名)を記載したかが確認し難いもの―などは無効です。
一票をムダにしないためには、投票用紙に書く内容を間違わずに、正しく、はっきりと記載することが重要です。