e全人脈に総当たりを！
- 2013.07.12
- 政治/国会
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公明新聞：2013年7月12日（金）付
参院選21日（日）投票
矢倉、佐々木、山口、杉が猛追
比例区 全国を舞台に拡大急げ
参院選（21日投票）の公明勝利に向け、首都圏では矢倉かつお（埼玉）、佐々木さやか（神奈川）、山口なつお（東京）、杉ひさたけ（大阪）の各選挙区候補と、比例区の候補が激闘を続けている。反転攻勢の突破口を開くには、全人脈総当たりの戦いが急務だ。
選挙区
埼玉選挙区（定数3）の矢倉かつお候補（新）は、政治家として（1）実感できる景気回復（2）中小企業、農業が持つ「日本の底力」で世界に勝つ（3）防災・減災、医師不足対策で「安心・安全」を誇れる日本に―の3点に挑むと力説。「青年代表として日本の未来の突破口を開く」と訴えている。
埼玉選挙区は、自民現が独走。残る2議席をめぐり、民主現、みんな現、公明・矢倉が横一線で激しく争うが、一部マスコミが「公明優位」と報道。その結果、矢倉は激しい切り崩しの的に。これをハネ返す圧倒的な大攻勢がなければ、矢倉の勝利はない。
神奈川選挙区（定数4）の佐々木さやか候補（新）は、「一つでも多くの現場の声を真っすぐ受け止め、結果でお応えする政治をめざす」と強調。「私は新人ですが、大胆な行動力、柔軟な発想力、未来に対する責任感は誰にも負けない」と主張し、「この神奈川から、日本の安定を取り戻します！ 希望あふれる未来を、必ずや切り開きます！」と訴えている。
先行する自民新は、すでに当選圏。知名度の高いみんな新が追う。残る2を現職1人に絞った民主、急浮上する共産元、議席死守に挑む維新現と、公明・佐々木が激しく競り合う。
東京選挙区（定数5）の山口なつお候補（現）は、連立政権における公明党の役割を強調。「ブレないで筋を通す政策を実行できるのは山口なつおだけ。私の実績と行動力を政治の中で生かさせていただきたい。もう一押しを」と声を振り絞っている。
公明・山口を含めた主要政党の有力8候補が一進一退の攻防戦を展開。日ごとに情勢は緊迫の度を増し、誰が落ちてもおかしくない大接戦。党代表として連日、全国を飛び回る山口は、党員、支持者の必死の応援で浸透を急ぐものの、候補者としての知名度の低さが課題。執念の猛拡大を！
日米の公認会計士として、国際経済の最前線で活躍した大阪選挙区（定数4）の杉ひさたけ候補は、給料アップによる「実感ある景気回復」と財政の「見える化」を訴え、"伝統の一議席"死守へ渾身の遊説を展開している。
自民新は安泰。維新新も抜け出した。残る2議席へ公明新の杉候補は、議席奪還を狙う共産新、前回トップの民主現、無党派層への浸透を進めるみんな新と激しく競り合う。杉候補が局面を打開し大混戦を制するには、無党派層、男性層などへの圧倒的拡大が急務。
