e政策に女性特有の視点
- 2013.07.18
- 情勢/社会
公明新聞:2013年7月18日(木)付
他党に負けない多彩で豊富な実績
母と子ども守る公明党
今回の参院選では、世界でも例をみないスピードで進む少子高齢化への対策が、争点の一つとして問われている。
各党は、こぞって子育て支援や女性政策をアピールしているが、選択の基準は何をよりどころにすべきだろうか。それには、これまでの実績に裏打ちされた政策の実行力で判断していくことが肝心だ。
公明党は、衆参国会議員と地方議員合わせて約3000人の議員数を誇り、そのうち約3割を女性議員が占める。「女性活躍の党」(評論家・樋口恵子氏)と形容されるゆえんだ。議員相互のネットワークの力を発揮し、子どもや母親たちの"小さな声"を聴き、政治に反映させてきた取り組みは、他党の追随を許さない。
例えば、妊婦健診の公費助成は、公明党が国会や地方議会で訴えた結果、14回分にまで大幅に拡充され、今年度から恒久化されたものだ。
6月からは、母親たちのグループから相談を受けた公明党の提案で、電車やバスなどによって異なるベビーカーの共通ルールや統一マークの作成も始まった。
女性専門外来の普及や女性専用車両の導入、女性の視点に基づく防災計画策定など、女性の視点や人権を尊重する取り組みも多彩だ。先の通常国会で成立した改正DV(配偶者などによる暴力)防止法についても、「(公明党が)成立を見事にけん引した」(NPO法人全国女性シェルターネット共同代表・土方聖子氏)と高く評価されている。
生活感覚の乏しい政党や伝統的な家族観にとらわれる政党には、まねのできない実績ばかりである。
子どもに対しても、健やかな成長を願い必要な政策を実現してきた。
学校や図書館などで行われる「読み聞かせ」や「ブックスタート」といった読書推進活動は各地に広がり、豊かな心を培うことに役立っている。一流の文化芸術団体が小・中学校などを巡回公演する事業も、子どもたちに与える影響は大きい。いずれも子どもたちの人格形成に有用な取り組みを進める公明党ならではの視点から生まれた。
政策だけではない。公明党は参院選に際して「こども・子育てマニフェスト2013」を作成した。子ども向けに分かりやすくまとめたものだ。若者の政治離れが指摘されて久しいが、家庭で政治について語り合い、幼いころから関心を深めてもらうためである。
母親と子どもを守る政策をリードするのは公明党しかない。しっかりと語り抜きたい。