e9月に青年議員訪中団
- 2013.07.26
- 政治/国会
公明新聞:2013年7月26日(金)付
社会保障改革の仕上げを
山口代表
公明党の山口那津男代表は25日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた党中央幹事会であいさつし、今年1月の訪中時に若手議員の訪中団の派遣を中国共産党の王家瑞・対外連絡部長に提案し王部長が歓迎の意向を示したことに触れ、「党として、9月中旬をめどに青年(議員)訪中団を派遣したい」との考えを表明した。
また、当面の課題となる来年度予算概算要求について、「各省庁の要求を与党としてしっかりコントロールしながら(予算案)策定に向けていきたい」と強調した。
社会保障制度改革については「国民会議」の報告が8月上旬に発表されることに言及し、「報告を受け、与党としての議論を煮詰めていきたい」と表明。特に医療、介護分野では、「昨年の(社会保障と税の一体改革の)議論で方向付けができていない。仕上げていけるよう臨んでいきたい」と述べた。
一方、井上義久幹事長は、予算編成や税制改正、防衛大綱見直しなどの議論が今後進むとして「公明党の連立政権での役割が問われる局面が一層増えてくる。よく連携して乗り越えていきたい」と強調。その上で、「来年の結党50年に向け、次の党の基盤を作る大事な時だ」と述べ、若手議員の育成に力を入れる考えを示した。