e「出遅れ取り戻した」 TPP交渉参加で政府強調
- 2013.08.01
- 情勢/社会
公明新聞:2013年8月1日(木)付
党プロジェクトチームが聴取
公明党の環太平洋連携協定(TPP)に関するプロジェクトチーム(PT)は31日、参院議員会館で、23日に日本政府が正式に参加したTPP交渉会合について政府の説明を受け、意見を交わした。
席上、政府側は交渉会合に参加した成果として「これまで17回開催された交渉会合での議論に追い付くことができた」と強調。また、関税など「日本にとって重要で関心が高い分野の議論はこれから」との認識を示すとともに、これまでの協議内容が書かれたテキストについて「(関係国と)事前に調査した結果と大きく乖離する中身ではなかった」と分析した。さらに「交渉官同士の濃密なネットワークに参加することができた」と説明した。
一方、8月22日からブルネイで開かれる次回の交渉会合では、工業製品などの関税交渉を加速させるため、関税に関する具体的な提案をすると報告。また、国内の関係団体に交渉会合について説明していく方針を示した。