e日韓関係改善に努力

  • 2013.08.02
  • 情勢/国際
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公明新聞:2013年8月2日(金)付



李・韓国大使の就任を歓迎
山口代表ら



公明党の山口那津男代表は1日、東京都新宿区の公明会館で、新しく駐日韓国大使に就任した李丙琪大使の表敬を受け、懇談した。公明党側は、上田勇国際委員長(衆院議員)、遠山清彦国際局長(同)が同席した。

冒頭、李大使は、永住外国人への地方選挙権付与の問題や、日本統治時代に朝鮮半島から日本へ持ち込まれた古文書の韓国への引き渡しに対する公明党の尽力に謝意を表明。「政治的に難しい局面においても韓国の立場を尊重してくれる公明党が日本の連立政権を担っていることは、両国の関係改善に向けて重要」と期待を寄せた。

山口代表は、李大使の就任に祝意を述べた上で、「公明党は長年にわたり、韓国との交流を深めてきた。この経験を生かし、東アジアの繁栄に欠かせない両国の関係改善に向けて共に努力を続けていきたい」と語った。

また、李大使は、2015年に締結から50周年を迎える日韓基本条約に触れ、「新しい時代の韓日関係を構築すべく、以前に比べて弱くなっている両国の政治家同士の交流を促進したい」と強調。山口代表は、「さまざまな課題を解決する意味でも日韓の強い連携は不可欠。ぜひとも交流を実現したい」と応じた。

懇談の最後に山口代表は、公明党として、2011年以来となる訪韓団派遣の意向も李大使に伝えた。

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