e低所得者対策 さらに

  • 2013.08.06
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年8月6日(火)付



高校授業料無償化で議論
与党ワーキングチームが初会合



自民、公明の与党両党は5日、衆院第2議員会館で、高校授業料無償化の見直しに関するワーキングチーム(WT、馳浩座長=自民)の初会合を開催した。これには、公明党の富田茂之、浮島智子の両衆院議員、石川博崇参院議員が出席し、浮島さんがWTの事務局長に選出された。

会合では、「高校無償化法」が施行3年後の見直し時期を迎えたことを踏まえ、低所得者の負担軽減拡充や公私間格差の是正、給付型奨学金の創設などのほか、財源確保や見直しの実施時期といった論点を確認。両党が持ち帰って議論し、7日に制度設計の詳細を話し合うことで合意した。

冒頭、あいさつに立った浮島さんは、中学2、3年生が現行制度を前提に進路を選択している現状に触れ、「混乱が生じないように、現場の声を聞きながら検討しなければならない」と訴えた。

会合終了後には、馳座長が記者団に対し、所得制限の導入に関して「所得制限ありきではない」との考えを示した。

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