e公明党NOW-行動する平和主義
- 2013.08.18
- 情勢/解説
公明新聞:2013年8月18日(日)付
核廃絶や軍縮を推進。信頼広げる対話外交も
公明党は終戦から68回目のこの夏、山口那津男代表らが広島や長崎での「原爆の日」式典に参列するとともに、終戦記念日の15日を中心に全国各地で街頭演説を行い、「平和の党」としての使命と責任を再確認しました。
公明党はただ平和を叫ぶだけではありません。平和を創造するために具体的に取り組む「行動する平和主義」の党です。
例えば、「悪魔の兵器」と恐れられる対人地雷やクラスター(集束)弾の廃絶です。日本は両兵器の禁止条約にそれぞれ加盟していますが、いずれも政府内で消極論が多い中、公明党が首相の政治決断を強く促し実現しました。また政府は、生存の脅威から人間を守る「人間の安全保障」の観点から、紛争後の復興を妨げる地雷などの除去支援に力を入れていますが、これも公明党の主張を受けたものです。
核兵器廃絶に向けても、公明党は核保有国の首脳による「核廃絶サミット」を2015年に広島と長崎で行うよう提案。その実現への足掛かりとして「軍縮・不拡散イニシアチブ」外相会合が来年春、広島で開催されることが決まりました。
今後も連立政権の中で、こうした核廃絶や軍縮、人間の安全保障の重要性を訴え、取り組みの強化を図ります。
さらに、近隣諸国との関係改善などに向け、党としての外交を積極的に展開します。9月に山口代表を団長とする訪米団、若手議員による青年訪中団を派遣し、不信を信頼に変え、反目を理解に変える「対話」や「交流」を拡大する観点から、政権の外交を補完していきます。