e法改正に被害者の声

  • 2013.09.05
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年9月5日(木)付

 

ストーカー事件遺族から 協議会参加など要請
党プロジェクトチーム



公明党のストーカー規制法等改正検討プロジェクトチーム(PT、大口善徳座長=衆院議員)は4日、参院議員会館でストーカー規制法制定のきっかけとなった「桶川ストーカー殺人事件」の被害者遺族である猪野憲一・京子さん夫妻と意見を交わした。

1999年に発生した同事件では、加害者から執拗なつきまとい行為や脅迫があったにもかかわらず、警察の対応の不備によって猪野夫妻の娘である詩織さんが刺殺されてしまった。また、事件後も、マスコミの過熱報道被害に遭った。

憲一さんは、ストーカー規制法の改正に尽力した公明党議員に感謝を表明。その上で、(1)同法付則に基づいて設置される協議会への被害者側代表の参加(2)有識者による過去の事件の検証と公表(3)事件に機動的に対処できる警察の体制構築―などを求めた。

大口座長は「被害当事者の声は極めて重要。協議会のメンバーに入れるよう重ねて求めていく」と答えた。

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