e五輪招致の意義大きい
- 2013.09.06
- 政治/国会
公明新聞:2013年9月6日(金)付
首相の内閣改造見送り方針 「与党として尊重」
山口代表
公明党の山口那津男代表は5日午前、国会内で記者会見し、2020年夏季五輪の東京招致について、7日に開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で開催都市が決定することを踏まえ、「招致が実現すれば、世界の目が日本に集まり、日本の存在感を示すことになる。"平和の祭典"を新しい時代に合わせた価値を加えて開催する意義は大きい」と期待を寄せた。
その上で、先進都市としての都市機能を高める取り組みなどが重要と力説するとともに、「東日本大震災で世界の方々の支援によって復興したという状況を示すことも重要な視点だ」と述べた。
一方、安倍晋三首相が9月末の自民党役員任期切れに伴う内閣改造について「2014年度予算(案)を作った大臣が責任を持つべきだ」と述べ、来年の通常国会まで現体制で臨む意向を示したことに対し、「与党として尊重したい。首相の考えは十分に頷けるもので、心を合わせて予算編成に取り組んでいく」と表明した。
集団的自衛権行使をめぐり、自民、公明両党で協議を行うことについては、「(政府の有識者懇談会で)安倍首相も『具体的な議論が必要』と言っているので、今後議論するなら、そうした視点は重要だ」との認識をあらためて示した。