e「社会保障」協議継続を

  • 2013.09.11
  • 情勢/解説

公明新聞:2013年9月11日(水)付

 

自公が民主に要請 選挙制度改革の議論も
3党幹事長が会談

 

自民党の石破茂、公明党の井上義久両幹事長は10日午前、民主党の大畠章宏幹事長と都内で会談した。席上、自公両党は社会保障制度改革について、民主党が3党実務者協議からの離脱を表明している現状を踏まえ、「(社会保障と税の一体改革に関する)3党合意の経緯もあり、引き続き協議を継続すべきだ。政調会長間で具体的にどうするかを協議した方がいいのではないか」と提案した。

また、衆院の選挙制度改革や定数削減について、与野党の実務者による協議で結論が得られていないことから、「第三者機関の設置という安倍晋三首相の呼び掛けもある。そういうことも含めて、今後どうしていくかを協議したい。民主党の考え方も教えてもらいたい」と要請した。

さらに、国会改革について、首相らの国会答弁の絞り込みなどが日本維新の会から提案されていることを踏まえ、与野党の国会対策委員長による協議を呼び掛けた。

大畠幹事長は一連の自公の提案に対し、「党に持ち帰って検討する」と表明。国会改革では「民主党が与党時代にも提案した。どういう提案をし、どういう経緯だったか調べてみる」と述べた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ