e「人間の安全保障」で協力
- 2013.09.11
- 情勢/社会
公明新聞:2013年9月11日(水)付
クラークUNDP総裁らと会談
公明党訪米団(団長=山口那津男代表)は9日午前(日本時間9日夜)、ニューヨーク市内の国連開発計画(UNDP)を訪問し、ヘレン・クラーク総裁と会談した。
山口代表は冒頭、「『人間の安全保障』という概念を重視した形で、日本とUNDPの関係を強化したい」と表明。2015年に仙台市で国連主催の「世界防災会議」が開かれることに触れ、「成功に向けてともに努力したい」と強調した。
さらに、地方議員も合わせて約3000人いる公明党議員のうち、3割が女性議員であることを紹介し、「UNDPが取り組む女性の人権問題について協力していきたい」と述べた。
これに対してクラーク総裁は、「(山口代表の)考え方を共有し、UNDPとして公明党、日本政府としっかり協力し、努力していきたい」との考えを表明。特に貧困削減や、15年までに国際社会が達成すべき国際開発目標「ミレニアム開発目標(MDGs)」の実現、15年以降の開発目標「ポストMDGs」の策定などで日本と協力したいと力説した。
この後、党訪米団はニューヨーク市内の「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)」本部を訪れ、ムランボ・ヌクカ事務局長とも会談した。