e選挙制度 抜本改革へ議論

  • 2013.09.13
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年9月13日(金)付

 

参院与野党 実務者の協議会を設置



山崎正昭参院議長と与野党の各会派代表者は12日午後、国会内で懇談会を開き、参院選挙区の「1票の格差」是正を含む制度の抜本改革に関する協議をスタートさせた。公明党から魚住裕一郎参院会長が出席した。

参院選挙制度改革をめぐっては、選挙区定数を「4増4減」する改正公職選挙法が昨年11月に成立。同法付則に2016年からの制度の抜本的見直しが明記されていることから、与野党は6月、14年中に改革案をまとめ、15年中に法制化をめざすことを確認していた。

懇談会で、与野党は抜本改革に向けた議論を加速化させるため、各会派代表者による「選挙制度の改革に関する検討会」の下に実務者からなる「選挙制度協議会」を設置し、同協議会で議論を進めていくことで合意した。

席上、魚住氏は、最高裁が制度の抜本的見直しを求め、16年からの抜本改革も各党で合意されていることを踏まえ「真摯に(制度改革に)取り組む必要がある」と訴えた。

19日にも改革検討会を開催する予定。

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