e日本経済の再生に期待

  • 2013.09.13
  • 情勢/経済
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公明新聞:2013年9月13日(金)付

 

キム総裁 公明の哲学、政策に共感
党訪米団が世銀を訪問



公明党訪米団の山口那津男代表らは11日午後(日本時間12日早朝)、ワシントン市内の世界銀行本部で、ジムヨン・キム総裁と会談した。

席上、キム総裁は「日本政府との関係を重視している。日本経済がこれからの世界経済にどのような影響を及ぼすか、関心を持って見ている」と述べた。

山口代表は、経済再生と震災復興が日本の最優先課題だとした上で、経済の「成長戦略」について「臨時国会で税制改革、特に設備投資減税など新たな政策をしっかり協議し、実現して(アベノミクスの)"3本目の矢"を成功させていきたい」と強調。

さらに、自民、公明両党の連立政権が進める経済政策について、「国内的な要素だけでなく国際的な問題だ。世銀が果たしている国際社会の中における開発支援、貧困削減などにも関係がある。なぜならば、アベノミクスが成功することで日本がより大きな役割を果たせるからだ」と指摘した。

また、キム総裁は「公明党の政策の根底にはヒューマニズム(人道主義)がある。私も人道支援に長年携わってきたので、公明党の哲学や政策に大変関心があるし、共感している」との認識を示した上で、「アベノミクスに公明党のヒューマニズムを混ぜてもらえればいいのではないか」と述べ、成長戦略など経済政策の成功に期待を寄せた。

会談を終え、訪米団の日程をすべて終了した山口代表は、世銀本部内で記者団に対し、「10年ぶりの党訪米団となったが、ニューヨークでの国連関係者との意見交換、ワシントンでの講演を含む交流は有意義で、現下の情勢にも触れながら意見交換ができた。大きな意義があった」と述べた。

この後、党訪米団は帰国の途に着き、ロサンゼルスを経由して13日早朝、羽田空港に到着する予定。

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