e性暴力の被害者守ろう

  • 2013.10.01
  • 政治/大阪
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公明新聞:2013年10月1日(火)付



山本香苗さんら 救援センターで実情聞く
大阪・松原市



公明党の山本香苗女性局長(参院議員)は30日、大阪府松原市の社会医療法人・阪南中央病院内にある「性暴力救援センター・大阪(SACHICO)」を視察し、産婦人科医を務める加藤治子同センター代表らと意見交換した。

これには加治木一彦、内海久子の両府議と島田真理大阪市議が同行した。

同センターは、性的暴力の被害に遭った人からの相談を24時間体制で受け付ける全国初の施設として、2010年4月にオープンした。面接相談のほか、産婦人科的診療や、弁護士、カウンセラーへの紹介などの総合的な支援を行っている。

現在、医師や専門的研修を受けた支援員ら約30人で運営。開設から今年8月までに、来所して診察などを受けた被害者は648人。電話による相談を含めると1万3355件に上り、年々、増加傾向にあるという。

加藤代表らは「人手が不足している。任意団体なので、運営資金については公的な支援を受けていない」と現状を説明した。

これに対し、山本さんは「性暴力の被害者への支援事業を、府と連携し支援していきたい」と答えた。

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