e生活道路の早期復旧を
- 2013.10.08
- 情勢/社会
公明新聞:2013年10月8日(火)付
台風18号禍で 山本(香)さんら 孤立する半島地域視察
福井・若狭町
公明党の山本香苗参院議員は7日、台風18号による土砂崩れで、唯一の生活道路が寸断され、孤立状態が続く福井県若狭町の常神半島内の常神、神子、小川の各地域に船で入り、住民から要望を聞いた。石橋壮一郎党県代表(県議)、小堀信昭町議が同行した。
一行はまず、県職員から同町遊子で起きた土砂崩れなどの被害について説明を受けた後、船で各地域に向け出発。常神区では、丹后正之区長(49)が半島と内陸部を結び、災害時でも通行可能なトンネルの早期建設を要望。民宿を営む橋本隆一さん(51)は、「土砂崩れは複数の箇所で起こっており、半島の一番奥である常神だけがさらに孤立する恐れがある」と不安そうな表情で語った。
小川区では、民宿が床上浸水の被害を受けた松本岩男・洋子夫妻が「船の欠航などの影響で予約を受けられない状況だ」と説明。「生活面でも日用品の買い出しも、ままならない」と語っていた。
山本さんは「国・地方の連携を密にして、道路の早期復旧、整備を進められるよう国に要望する」と語った。