公明党の国重徹衆院議員は7日、関西の物流、防災の拠点機能を担う大阪港を船上から視察し、整備状況を調査した。青江達夫大阪市議が同行した。
大阪港は2010年、神戸港と合わせ「阪神港」として「国際コンテナ戦略港湾」に選定。船舶の大型化に対応するため、航路の水深の増深や拡幅、岸壁の延伸などが進められている。
国重氏らは国土交通省近畿地方整備局の成瀬英治港湾空港部長らの案内で、夢洲地区(大阪市此花区)の高規格コンテナターミナルや産業・物流用地などを視察。災害時に被災地へえい航され避難・復旧に当たる浮体式防災基地、堺泉北港の広域防災拠点(堺市)なども見て回った。
視察後、国重氏は「大阪港は関西を支える重要な港であり、機能強化を促進していく。物資を陸送する際の地元への環境面での配慮も必要だ」と話した。