大阪の発展へ公明党から発信――。インターネットの動画共有サイト「ユーストリーム」で、公明党大阪府本部の番組「おおさかカムカムTV」が26日、生放送された。独自の番組配信は党都道府県本部で初の試み。
第1回の今回は「東京オリンピック・パラリンピック招致決定! 2020年、大阪はこう変わる」をテーマに、五輪招致委員会で奮闘した浮島智子衆院議員と、観光庁の井手憲文前長官が出演。樋口尚也衆院議員らの進行で軽快なトークが繰り広げられた。
冒頭、浮島さんは国際的な人脈を生かし東京の逆転勝利に貢献した舞台裏を紹介。「IOC(国際オリンピック委員会)に日本の心が伝わった」と感動を語った。
一方、東京五輪の経済効果について、番組ではインターネットの特性を生かし、その場で視聴者にアンケートを実施した。「大阪に波及効果があると思うか」との問いに、約95%が「ある」と回答。井手前長官は、「大阪府は旅行者の宿泊数で全国3位。今後は大阪の魅力を知り抜き発信する努力が必要だ」と期待を寄せた。
浮島、樋口両氏は芸能や食文化などを軸に「大阪に人を呼び込むため全力を尽くす」と展望を語り合い、「人類史上最高のイベントであるオリピック・パラリンピックに向け、景気回復、震災復興を成し遂げ聖火を迎えたい」と決意を強調した。
番組は今後、毎月1回土曜日に配信される計画で、次回は11月30日の予定。