eネット依存の対策急務

  • 2013.11.01
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年11月1日(金)付



医療体制拡充など 専門医から課題聞く
党合同会議



公明党の厚生労働部会(古屋範子部会長=衆院議員)、女性委員会子ども・若者支援プロジェクトチーム(PT、山本香苗座長=参院議員)は31日、参院議員会館で合同会議を開き、国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長から子どものインターネット依存の現状と対策についてヒアリングを行った。

樋口院長は、2012年に厚労省などと行った調査で、中学、高校生のネット依存者が全国で約52万人いると推計された結果を紹介。

ネット依存者に発生してくる問題として、視力の低下やエコノミークラス症候群、睡眠障害のほか、学業成績の低下や家庭内暴力などを挙げた。

一方で対策としては、日中の居眠りや遅刻など、子どもの小さな変化を見逃さない早期発見・早期対応が重要と強調。診療体制の拡充やネット依存の診断ガイドライン作成、教員へのネット研修、依存度の高いオンラインゲームを提供している会社による倫理的な配慮などが必要とした。

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