e虐待から子ども守る

  • 2013.11.05
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年11月5日(火)付



出産、育児 支援充実を
オレンジリボン運動の意識啓発 各地で街頭演説会
党女性委、青年委



公明党の女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)と青年委員会(石川博崇委員長=参院議員)は3、4の両日、児童虐待防止のための啓発活動などを行う「児童虐待防止推進月間」(11月)にちなみ、全国各地で運動のシンボル「オレンジリボン」と銘打った街頭演説会を開催。児童虐待の防止へ向け法整備を進めてきた公明党の取り組みなどをアピールした。

公明党神奈川県本部(上田勇代表=衆院議員)は3日、横浜市内で開催。古屋委員長のほか、同県本部の鈴木真智子女性局長(横須賀市議)、安西英俊青年局次長(横浜市議)、福島直子・横浜市議が参加した。

古屋委員長は、児童相談所での児童虐待相談対応件数が、2012年度に過去最高だったことを踏まえ、児童虐待の防止に向け「女性の妊娠、出産、育児までの過程で切れ目ない支援を行うことが重要だ」と強調。公明党として産後の母親を支援する施設の整備などを進め、「安心して子どもを生み育てられる社会をつくるために全力で働く」と述べた。

これに先立ち安西青年局次長は、子育てで悩み奮闘する若い親らの味方として政策を充実させたいと訴えた。

また同日、佐々木さやか党女性委副委員長(参院議員)も市内で街頭演説した。

党和歌山県本部(角田秀樹代表=県議)は3日、同県紀の川市内で開催。山本香苗党女性局長(参院議員)らが参加した。

山本局長は、公明党が児童虐待防止法の制定や改正に中心的役割を果たしてきた経緯を強調。その上で、「子どもたちを守るためには、教育委員会や児童相談所、警察、学校関係者のネットワークが大事であり、公明党議員が各地域でネットワークづくりに全力を挙げていく」と力説した。

街頭演説会では、紀の川市議選(10日告示、17日投票)に挑む、むろたに伊則、なみまつ八重、大谷さつきの各予定候補もマイクを握り、必勝の決意を訴えた。

党千葉県本部(富田茂之代表=衆院議員)は4日、同県船橋市内で開催。古屋委員長のほか、富田県代表、平木大作党青年局次長(参院議員)、佐竹真知子県女性局長(東金市議)、横山秀明県青年局長(県議)らが参加した。

平木氏は、児童虐待防止策について「働く青年世代の男性が積極的に育児にも関わる"イクメン"の取り組みは、子育ての担い手を増やし、出産後の母親を孤立化させない意味で重要だ」と強調。「公明党は未来を担う子どもの命と心を守るため全力で闘っていく」と訴えた。

佐竹さん、横山氏は、児童福祉司などの専門家が不足している問題を指摘し、公明党のネットワークの力で虐待防止へ支援態勢づくりを進めると語った。

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