e経済関係の強化重要
- 2013.11.26
- 情勢/国際
公明新聞:2013年11月26日(火)付
セルビア臨時代理大使と懇談
山口代表ら
公明党の山口那津男代表は25日、衆院第2議員会館で、セルビア共和国のネナド・グリシッチ臨時代理大使の表敬を受け、懇談した。河野義博・党国際局次長(参院議員)が同席した。
席上、山口代表は、欧州連合(EU)への加盟を最優先課題としつつも、コソボとの関係に課題を抱える同国の事情に言及。「コソボ問題が平和的に解決され、EUへの加盟が実現することを期待している」と述べた。
また、山口代表は、日本とセルビアの経済関係を強化する重要性を指摘。「石油や天然ガスといったエネルギー分野での協力を進めるとともに、観光や日本企業による投資も拡大したい」と語った。
グリシッチ氏は、山口代表の指摘に対して賛同の意を表明。また、同国とコソボの対話が問題解決に向けて現在も進められている点を報告した上で、「セルビアにとって一番大切なことはEUへの加盟」と強調し、日本の協力を求めた。
これに対して、山口代表は「われわれも協力していく」と応じた。
一方、山口代表とグリシッチ氏は「両国間の政治家同士の交流を深めていくべき」との見解で一致。議員間交流の活性化に向けて活発に意見を交わした。